2012/08/21

Bride of Seto

せとはー ひぐれてー ゆうなーみ こーなーみー

家人が腕を骨折したことにより恒例の和歌山キャンプはお預け。という訳で我々は瀬戸へ行ってきました。

瀬戸って愛知県だったんですね。(恥)いや、「瀬戸の花嫁」が私を惑わしただけなんです。てっきり瀬戸内海方面かと思ってました。

そしてもう一つ、すごく重大で当たり前なことに改めて気がつきました。「瀬戸物」って瀬戸で作られている焼き物のことだったんですね!(恥)なんだか「瀬戸物」って食器の総称のように認識してました。それだけ瀬戸物が日本全国で使われているという点ではあながち間違っていませんが・・・・。

さて、今回の瀬戸旅行はEINSHOPの買い付けもあり瀬戸焼きの老舗「本業窯」へ行ってきました。約170年も続いている老舗中の老舗です。八代目(!)水野半次郎さんに色々とお話を伺いながら、制作現場を見学させていただきました。

こちらは33年前まで使用していた薪を使った登り釜。


中にも入らせてもらいました。かがまずに入れる大きさの窯は珍しいそう。


中は三畳ほどの広さで、下に開いた穴から火が入ってくる仕組み。なんだか壁面がてかてか光ってます。よーく見てみるとこんな感じ。


むむむ、なんか、味あるな・・・。

なんとこれ、焼いている間に放り込んだ松の木が1200℃もの高温になったことで出来た、いわば天然の釉薬!この偶然の産物から釉薬の歴史が始まったそう・・・・。

ガラス質のため、きらきらとしていたんですね。しかもこの釉薬の発見によって食器から水が漏れなくなった!ってそれまでは水漏れてたのー?って感じですよね。話が壮大すぎる・・・・。

とまぁ、もの作りフリークな私としてはめちゃくちゃ面白い話をわんさか聞けました。一回では書ききらないのでまた次回。

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