夜から雨になり我が家の薄い屋根に雨粒が音を立てています。そして今、「夜の木」読み終えました・・・・・・感動のあまり体がびりびりします。あまりに幻想的な世界を見せられて、どこかの空を漂っているような感覚・・・・。
「夜の木」とは木にまつわる神話や伝説を集めたインドの本。そしてこの本、紙から印刷、製本とすべてインドで手作業で作られています!
先日亮さんが東京から持ち帰ってきたのですが、あまりに素敵な表紙にこれは一筋縄では行かない雰囲気むんむんで、なかなか本をあけられずにいました。これは心して見なければ、と思って。
で、ついにこの本を読むベストなシチュエーションが整ったので開いてみたところ・・・。
中表紙がこちら。もうここでやられた!写真では伝わりませんがこのぼそぼそした紙、この不思議な絵!
お話もどれも不思議で、神秘的。なんだかゆったりとした気持ちになります。
そして、息をのむようなこの絵。黒い夜にひっそりとたたずんでいる神様の木を見つけてしまったような、どこからともなく甘くスパイシーな香りまでしてきそうな絵です。
その丁寧な作り、闇夜のような黒い紙に刷られた大胆な色使いと精密な美しい絵・・・・まるで本の形をした宝石のよう。こんな素晴らしい本を日本にいる私に見せてくれてありがとう、タムラ堂さん!
今日はこのまま「夜の木」の魔法にかかったままで寝ます。不思議な夢がみられそう・・・!
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